2018年05月22日
篠栗御遍路⑥ 64番から73番札所まで
64番・荒田阿弥陀堂(あらたあみだどう)本尊 阿弥陀如来
63番からは車で5分ほどの移動でした。道路わきにある、わかりやすい札所です。
その後は29番へ行けばいいのに、なぜか山手の方へ行ってしまった大将らです。
26番・荒田薬師大寺(やくしだいじ)本尊 薬師如来
廃墟となった旅館の裏手にありました。
かなりわかりずらいです。
しかも、この26番札所、実は2か所、存在するのです。
この画像は古い方のもの。
その横手を山手に上がると民家風の立派なお堂が出来ていました。
それに気づいたのは奥の院へ行く途中のことでした。
こちらが新しい26番の札所。最近できたばかりな感じです。
個人的にはやっぱり古いお堂の方が好きかな。
とはいえ、きっと今はこちらが正式な参拝場所だと思います。
29番・荒田観音堂(あらたかんのんどう)本尊 千手観世音
来た道をもどり、多少迷うこと3、4分。
ありました。29番札所です。
車道からも行けますが、実はここ旅館の庭の中にあるんですね。
つまり旅館から行くこともできるのです。
ちょっと変わった、面白い札所でした。
さて、ここに行くかは賛否が分かれました。奥の院です。
でも、せっかくここまで来たのだからと、無言で参拝を決行。
26番近くの公園の駐車場に車を停めて出発しました。
林道を進むこと1時間半。かなりしんどい道中に誰もが無口です。
でも到着した時は感無量でした。やっぱ行くべきです。来てよかった!
今回のお遍路で一番つらい道中でしたが、一番の思い出です。
68番・阿部神恵院(あべしんえいいん)本尊 阿弥陀如来
奥の院から戻り、もうかなりクタクタですがお遍路を続けます。
時間は午後1時前。あと9札所まわったらお昼休みということで喝を入れました。
68番札所は道脇にあります。
なんと、もともとのお堂は、放火で焼失したそうです。焦げたお地蔵さまが納めてありました。
46番・阿部薬師堂(あべやくしどう)本尊 薬師如来
68番から徒歩で向かいました。見た目には近くかんじたのですが、実際歩くと結構な距離です。
やっぱり奥の院参りで疲れているのかな?
不思議なことに空腹感はあまりありません。
さぁあと7札所頑張るぞ!
10番・切幡寺(きりはたじ)本尊 千手観世音
立派な駐車場が完備されており、すぐにわかりました。
赤い柱と大きな屋根が印象的です。
でも50段の石段を目の前にしたときは、ちょっと足がすくみました。
8番・金剛の滝観音堂(こんごうのたきかんのんどう)本尊 千手観世音
ここへは10番から石段を下っていくとすぐです。
名の通り立派な滝があります。
ここでは滝で水に打たれて修行する人もいるのだとか。
なんか漫画のような世界ですが、大将らが参拝した日にはいませんでした。
38番・丸尾観音堂(まるおかんのんどう)本尊 千手観世音
山を下る道の途中にありました。
ここの道もかなり狭いです。
もともとは御遍路用の道なので車社会を想定していなかったのかな?
もし時間があれば次回は是非徒歩で参拝してみようと思います。
23番・山王薬師堂(さんのうやくしどう本尊 薬師如来
車道脇のちょっとした石段を上るとお堂があります。
41番・平原観音堂(ひらはらかんのんどう)本尊 十一面観世音
23番の札所から車道に降りると41番は50メートル先との看板がありました。
住宅地の中を進むと左手に見えてきます。目の前は畑です。
なんと、のどかな場所なんだと思いました。
61番・山王寺(さんのうじ)本尊 大日如来
ここには大型バスが停められる駐車場があります。
篠栗一の大師堂があるので観光客が多いのでしょう。
ちなみに弘法大師座像も篠栗最大だとか。
お堂の左側には無法松・松五郎愛用の人力車が奉納されています。
大師堂からさらに石段を登ると本堂でした。
73番・山王釈迦堂(さんのうしゃかどう)本尊 釈迦如来
61番の山王寺から徒歩3分の距離です。大通りへ戻る感じ。
住宅の合間にあり、山王寺のような賑わいはなく、ひっそりとした感じでした。
御遍路じゃなきゃこないお堂なんでしょうね。
さてここにて本日の前半は終了。
国道に戻り、お昼ご飯をお地蔵さんという豆腐料理の店で頂きました。
(つづく)
Posted by 頑張れ大将 at 17:39│Comments(0)
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